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ストーリー

 そこは天人*(アマビト)と呼ばれる、人間に似た種族に統治された平和な国。 天人は不老不死であり長年で得た知識と技術を人間達に分け与え、それまで戦乱と紛争に明け暮れていた人々は天人の知恵と能力を崇め畏怖した。
人間達は彼らを支配者として迎え入れ、こうして長年続いた無秩序な争いも終わり天人が国を治める平和な時代が続く事となった。
 ただその影では絶えず人々が原因不明の失踪を遂げる「神隠し」と言う現象も続いていた・・・。 人間達はこう噂し始めた 「天人たちが人間をさらい、食べているんだ。」 「天人の血を飲めば不老不死になれる。」 天人を崇める人もいるがその裏側では毛嫌いをする人も現れ、いつしか天人は暗殺されるようになっていった。  
 天人は人間に裏切られて悲しみにくれ一部の天人は人間を殺そうという声もあったがある亜人と会った日を境に海を渡り、深い西の森の中に隠れるように建つ洋館で暮らすこととなった。

*天人:吸血鬼

​歴史

テアトル戦争

​​

-ナヴァ朝時代0090-

 

北の国テージと南の国ドスマーキ

の宗教関連にて戦争勃発

そのキッカケとなった者は

テージの若き女性一人をドスマーキに出稼ぎにきた3人組男性達に強姦し、殺害したことから始まる。

​この戦争は100年以上も続いたという。

若くしてこの世を去った女性の名前

-テアトレ・シシーラ-

-テージ-

スィール・コカッツォ一世

​-外道国家に死をテアトレに一生の幸を-

-ドスマーキ-

テオ2世

強欲な敵国に与える富などない。

​地へ還らせよ。

​天人

-ナヴァ朝時代0210-

テージとドスマーキによる戦争が100年以上が経ち、

お互いの国が疲弊、衰退していく。

作物はまともに作れず、森は焼かれ切り倒され

川は血の川へと変わっていた。

食事もままならない人間達は飢餓に見舞われ枯れた木の皮を食らい、それでも満たされず人間を食らうほかなかった、子を産みその赤子ですらも食事としていた。

そんな中、突如として現れた天人。

天人は人間達に知恵を与え、両国の中立に立ち仲裁した。

その天人の出現により、テージとドスマーキの戦争は幕を閉じた。

​そして人間達は天の人を崇め。いつしかアマビトという名で呼ぶようになったとされている。

*シュバルツ・ヴァリデーション*

天人吸血鬼の長、仲間と共に人間達を救った主導者、現在のお館様

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黒い竜巻

​​​

-アバラン時代0020-

時が経ち、人間達を平和に導いた天人であったが人間貴族や傭兵達によって長く続くものではなかった。

「天人の血を飲めば不老不死になれる。」

「永遠の美を手に入れられる」

 

この噂が広がり貴族は裏で傭兵を雇い天人達を襲撃するようになった。

天人と深い関係を持つ人間はそれに対して反対運動をするも悲しくも傭兵達に

さらわれ殺されていった。

あたかも天人達によって殺されたように捏造も行っていた。

この事実を知らぬ人間達は次第にこのこと信じ、

「神隠し」というようになった。

*黒い竜巻*

​大量の鳥や昆虫が殺された人間を中心に集まっていたために黒い竜巻に見えることからそう呼ばれている

​別れ

-アバラン時代0037-

人間達に迫害されてしまった天人達は抵抗することもなく、アバラン37年冬頃に船を出し元のお屋敷へと帰っていった。

その後シュバルツはこの出来事でショックを受けてしまい長い睡眠へと入ってしまった。

その下につく天人達はこのままではよくないと判断し考えた結果、船を使い人間達を招き入れ弁明や殺しのイメージを払拭するべく宴を始めるようになったとされている。

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