イライアス

「へぇ……そこはまだ、僕の知らないキミだなぁ」 この世界に数少ない、生物の生態を専門に研究する旅の研究者。

普段は大自然を駆け巡り、未知の生物や環境との出会いを求めて放浪している。

その行動力と好奇心は並外れており、険しい山岳地帯や深い森の奥地、灼熱の砂漠にさえ足を踏み入れることもある。

旅の途中で、偶然にも屋敷を発見。

今ではそこを仮の拠点として利用しており、日々の観察で得た知識や発見を記録し、本としてまとめる執筆作業を行っている。

屋敷の自室には標本や観察記録、スケッチなどが積み上げられ、小さな博物館のような様相を呈している。

ヒトもまた、彼にとって重要な研究対象のひとつ。

そのため、宴では人々の文化や習慣、感情の機微などを観察・記録している。

「生きとし生けるものはすべて研究対象」という信念のもと、あらゆる生命との接点を求めて今日も歩みを進めている。