レーヴェン

単に「レン」とも。 産まれた場所や時代は覚えていないそうだが、物心がつく前から人間と会話できる程度になるまで、 略奪や襲撃を行いつつ放浪を続けていた。 その後、オペラハウスに住み着いて音楽と人間に興味を持った後、紆余曲折あり同胞と合流した。 たった一つの目的を果たすべく、何かにとり憑かれたように音楽を極めようと引きこもっていたが、 人間は何故かレンの作った音楽を評価どころか聞くことさえできず、途方に暮れていた。 そんな折、同胞の一人からとある館で開かれているという宴、Vladの噂を耳にし、 より様々な出会い、広範な知見を得るために宴へ参加することとなる。 育った場所がオペラハウスであり、そこで所作の教育を受けたためある程度のマナーは知っている。 しかしその後引きこもっていたため人間社会の常識にはやや疎く、眷属でも訂正することがあるほど。 基本相手には敬語を使っているが、自身が親しめると判断した相手には良くも悪くも慣れて高圧的になる。 後でわかったことだが、人間などから吸血鬼になったのではない、純粋な純血種であり、どのように生じたのか不明。 そのため日光にも弱く、夜遅くにならないと外を出歩けないために人間と交流する機会がどうしても少なくなることが悩み。 血を吸うときは自らの権能を使用し、血液を楽譜のように取り出して取り込む事もできるが、 長く絶食しても問題なく活動できるため、久々にやるとやり方を忘れることも。